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令和3年5月31日(月)
GIGAスクール構想による一人一台のタブレットが配置され、各学年では子ども達の実態に合わせてその活用方法をさまざまな教科で試しています。2年生は現在、生活科で育てている野菜の成長記録を文でわかりやすく書く学習に取り組んでいます。その際に頼りになるのがタブレットです。日々成長する野菜の成長を、子ども達が写真に撮ることで記録し、それを早送りで見ながら、葉やくき、草丈の伸び具合など観察したことを絵で表し、さらに文に書き上げていきました。さっと画面をスクロールしたり、気になる箇所を拡大して観察するためピンチ(指を開くように広げること)したりと、子ども達は早くもその使い方にも慣れてきたようです。
5月に入り1・2年生は生活科の学習で野菜の苗を植えました。それぞれが希望したトマト、ピーマン、なす、きゅうりは学校園に植えられ、今ではしっかりと根付き草丈も伸びてきました。今日はその生長を観察した後、「べにあずま」と「五郎島金時」の2種類のサツマイモの苗を竹内先生の指導で植えました。苗を横にし
越廼地区といえば海。その海の恵みを子ども達が体験できる伝統的な学校行事として、わかめ採りがあります。当初の予定日は晴天ながら波が高く延期になりましたが、今日は波もおだやかで青空の下、子ども達も楽しみにしていたわかめ採りのために越廼地区蒲生の海岸へと繰り出しました。救命胴衣を付け、ペアで交替しながら岸辺のわかめを見つけては鎌で摘み取っていきます。どの子も夢中で、服を濡らしながらもどんどんわかめを採っていきます。途中からは枩田水産様のご協力で、沖から採った大きなわかめを子ども達が引き上げていきました。海の恵みを思う存分に体験できた活動になりました。
1・2年生が越廼の海で収穫してきたわかめは、学校へ運び込み、全校できれいに選別した後、もみ洗いをして天日で乾燥させました。すでに何回かわかめ干しを経験しているだけあって高学年は包丁を持って根元を切り離し、形を整えて洗い場担当へ渡します。洗い場では、洗濯をするようにわかめの塩分やごみを落とすように繰り返し洗っていきます。水気を切ったわかめは中学年の手ですき間なくすだれの植えに並べられ、天日干しされていきました。近年まれに見る収穫量の多さにも負けず、本当に子ども達はよく働きました。この作業で仕上がったわかめは粉わかめとして給食などで味わうだけでなく、すいせん交流でつながりのある岐阜県安八町牧小学校へも贈られる予定です。