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越廼地区の豊かな自然の中で子どもの成長を見守ります。子どもも、教職員も、地域とともに成長する学校を目指します。

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活動のようす activitIes

1・2年水泳学習 水にも慣れて「浮く」「潜る」から「泳ぐ」の指導へ

                   令和4年6月30日(木)
 今日も最高気温が35度の猛暑日予想。水泳学習としてプールに入るには絶好の条件で、午前中に高学年、低学年、中学年と順番にプールを利用しての水泳学習が行われました。高台にある本校プール、見方によってはリゾートホテルのような、遠くの青い海とひとつにつながっているように見える、絶景の中での授業となります。

 1・2年生はすっかり水にも慣れて顔を水につけることも平気になってきました。ロープを使ってのメリーゴーラウンドで水の中をくるくる回ったり、水中の貝形のおもちゃを拾ったりと楽しそうに遊んでいます。その後、今日は今までの低学年用の浅めの場所から移動して深めの場所でビート板を使って体を浮かせる練習、そしてバタ足で前に進む泳ぎの基本練習に取り組みました。まだ膝が曲がって、一生懸命足を動かしているのに前へ進まない子、足が広がってしまい真っ直ぐ進めない子などまだまだ練習は必要ですが、回を追うごとに水に慣れ泳げることが楽しみになっている子ども達でした。





5年算数「合同な図形」 合同な三角形を描くための3つの条件は? 

                   令和4年6月30日(木)
 5年生の算数では、合同な図形についての学習を進めています。すでに三角形を描くための方法は学習を終えているので、辺の長さも角の大きさも同じ合同な三角形を描くためには、何がわかっていればよいのかを予想を立てながら、実際に自分達で図形を描きながら立証しています。① 3つの辺の長さ、② 2つの辺とその間の角、③ 1つの辺とその両端の角と、①~③まではすべて前の授業までに3つの条件がわかれば合同になることを確かめ終えました。そして今日は④ 3つの角がわかっていれば合同な三角形が描けるかを確かめます。まず子ども達の予想は3人全員が描けるとなりました。



 それぞれにノートに3つの角度を測りながら三角形を描いていくのですが、形は似ているもののその大きさ、つまり辺の長さが同じになりません。先生が子ども達の描き方の説明に合わせて黒板で書いてみるのですが、わざと角度の測り方や分度器の向きなどを変えながら子ども達の発言をよりわかりやすく、明確にしながら描いていく中で、どうやら合同にはならないことが示されました。最後は、タブレットで撮影した図形を大型テレビに投影して描かれた図形を1つの角に揃えて三方向から重ねると、その角をはさむ2辺の長さが異なり、相似形にはなるもののピタリと重なる合同にはならないことが確かめられました。

1年生活科「あさがお、さいたよ!」 

                   令和4年6月30日(木)
 最速の梅雨明け、そして猛暑が続く中で,早くも6月最終日となりました。今朝は、1年生の子ども達が毎日水やりをして大切に育てているあさがおに初めて花が咲きました。真っ白と赤みがかかったピンクと二輪のあさがおが職員玄関前を彩っています。花を咲かせたあさがおをみてうれしそうに喜ぶ子の横で「いいなぁ、ぼくのはまだかなぁ~。」とつぶやく声も聞こえましたが、これから夏本番、あさがおも元気に、次々と花を咲かせてくれることでしょう。



 2校時は生活科の学習で、あさがおの観察を行いました。どれだけつるが伸びたか、自分の体と比べながら確かめたりつぼみの数を一つずつ数えたりと、思い思いに見つけたことをメモしていました。また、見つけたことを友達同士で教え合ったりしました。

3年算数「時刻と時間①」 今から何分たったら何時何分?

                   令和4年6月29日(水)
 3年生の算数では、2年生までの時計を読む学習をさらに進めて、時計を見ながら何分後は何時何分?といった時間の計算に関する学習を進めています。先生が提示した「学校を8時45分に出たとき、歩いて25分かかる公民館に着くのは何時?」という課題を、まずは各自がその答えをどのように出すのか考えていきました。答えは9時10分ですが、そこに行き着く考え方がそれぞれ違っていました。① 時計を見ながら5,10,15,20,25と5分ずつ長い針を進めていく、② 25分を20分と5分に分けて8時45分から20分たした後に5分たす、③ 25分を15分と10分に分けて8時45分に15分たしてちょうど9時にした後、さらに10分たすなど、どの方法も算数的な言葉を使いながらわかりやすく説明できていました。
何より感心したのは、学習リーダーの進行で順番に発表する子説明を聞く態度でした。話し手が話しやすい、聞き方上手な子ども達に育っていると感じました。どの方法でも答えは同じになりますが、最後に先生がどの方法が一番わかりやすかったかを問いかけて、教科書にも解き方が出ている③が選ばれて授業が終わりました。



5・6年家庭科「生活を豊かにソーイング」ミシンを使って初めての縫いもの

                   令和4年6月29日(水)
 5・6年の家庭科では、ミシンを使ってソーイング、ぬいものをする学習に入りました。最終的には、一人一人がミシンを使ってエプロンを縫い上げることを目標としていますが、今日はそのミシンを初めて操作しました。一人一台ずつミシンが用意され、向かい合う形で実習スタートです。
 まずは先生のお手本の後、布にチャコペンで引いた線に沿って直線で縫っていきました。ミシンの速度を調整して一番ゆっくりで縫っていることもあってどの子も真っ直ぐ布を持ってミシンを進め、しっかりと縫うことができました。そして、返しぬいで玉留め、玉結びがなくても縫い目を補強することを学んだ後、今日はタオルを使って雑巾を縫い上げました。重ねた布地の厚さに戸惑いながらもしっかりと周りを長方形に一周するように縫い、その中を×印で縫い上げてマイ雑巾の完成です。自分で思うよりも簡単にミシン掛けができたことを素直に喜び、次のエプロンづくりが楽しみになった子ども達でした。



1・2年図画工作「じゃがいもほり」の楽しさを絵で表そう

                   令和4年6月29日(水)
 当初授業参観の予定だった先週土曜日に1・2年生が5月に植えたじゃがいもの収穫を行いました。好天に恵まれたこともあり、昨年よりも収穫時期が早かったにもかかわらず形のいいじゃがいもがたくさん取れました。そのときのうれしさを絵に表そうということで、今日は「じゃがいもほり」を題材に絵を描きました。画面いっぱいに描かれた畑で作業する自分と次々と掘り出されたおいしそうなじゃがいも。画用紙の中からもじゃがいもほりの楽しさや収穫の喜びがあふれ出るようです。


5・6年道徳「ノンステップバスでのできごと」バリアフリーについて考える

                   令和4年6月29日(水)
 5・6年の道徳では、車椅子を利用してバスに乗る一人の乗客のために、バス停で余計な時間がかかることに不満を口にする学生がいる一方で、「車椅子を使う方もバスに乗るのは当たり前」とその乗車を助けた人の言葉を比べながら、「ハンディキャップを負う方がバスに乗るのは当たり前かどうか?」について話し合っていました。バリアフリーの世の中の流れを受けてか、5年生は3人全員が当たり前のことと自分の考えを理由をつけて述べていきました。車に乗れない、運転できないからバスに乗るのは当然とか、お客としてお金を払っているのだから何もおかしくはないとか、自分の考えを自分の言葉で伝えようといろいろな考えが出されました。ほとんどが当たり前と疑うこともない常識に、先生は「では敢えて反対という人は、どんなことを考えているのかな」と揺さぶりをかけて、心の中のバリアフリーについて考えを深めていきました。「バリアフリー」や「どんな人にもやさしいまちづくり」といわれて久しいですが、心の中からどんな立場の人も一人の人間として同じように扱われることの大切さを学べた1時間でした。



福井地震から74年目の震災記念日 震災犠牲者への黙祷

                    令和4年6月28日(火)
 今月初めの避難訓練で校長先生よりお話があったように、今日は、福井地震が発生した震災記念日です。
そこで市の戦災・震災犠牲者追悼式に合わせて、午前11時のサイレンを合図に児童も一緒に震災の被害に遭われた方やその後の復興に力を注いだ人達に敬意を表して黙祷を行いました。当たり前の生活を当たり前に過ごせることに感謝し、命の大切さと災害への備えについて考えた子ども達でした。

集団下校 緊急時児童引き渡し訓練の代わりに

                    令和4年6月25日(土)
 急遽、児童引き渡し訓練の実施を中止したために一斉集団下校となりました。大味・浜北山・居倉地区方面のスクールバス利用ができなくなった児童を含め、多くの保護者の方にお迎えをお願いする形になったことをお詫び申し上げます。しかし、速やかにお迎えに来ていただいたことから、もし引き渡し訓練が行われたとしても円滑に終了できたものと思われました。万が一の地震や大雨による土砂災害など自然災害発生時は、校舎の安全確認後、保護者の方が来られるまで、児童は学校に留まることになります。緊急時の連絡先など変更がある場合は、速やかに学校までお知らせください。



5年国語「古典発表会」 名作古典の冒頭部分を完璧に暗唱

                    令和4年6月25日(土)
 5年生が国語の古典発表会として、自分達で調べた古典の名作を紹介しました。紹介された古典作品は、「平家物語」兼好法師の「徒然草」、松尾芭蕉の「奥の細道」の三作品でした、発表では、声に出して読みたい日本語として有名な作品冒頭部分を、一人一人が堂々と暗唱して、語句のつながりや音の響きをみんなに感じてもらいました。その上でその文章から思うこと、感じることを自分なりの言葉で語ることもできていました。当初は、保護者の前での発表を想定していたのですが、準備も内容もばっちりで高学年らしい発表になりました。



3年算数「一万をこえる数」 自ら学ぶためのタブレットを活用した反復学習

                    令和4年6月25日(土)
 3年算数は、「1万をこえる数」の単元を終えるところです。今日は、今までの学習をまとめることと合わせて、インターネットからプリント教材をダウンロードして、自分で解答、丸付け、そして再確認して学習を見直すという反復学習を、自分達で進められるように指導していました。今回利用したのは、小学生用無料教材・プリント「ちびむずドリル」です。子ども達はサイトを検索し、小学3年算数のページから「一万をこえる数」の単元プリントをそのままダウンロードし、それを開いてタブレット用ペンで直接解答を書き込んでいきます。そして解答ページを横並びにして確認しながら丸付けをしていく流れで学習を進めました。タブレット操作に慣れている子で10分もかからずに、一連の流れを終えることができました。タブレット操作に戸惑う子は、声を上げればすぐにミニ先生代わりの友だちが近くに来てサポートしていました。



 夏季休業中などタブレットを活用して、既に学習を終えた今の学年の復習だけでなく、苦手な教科や単元の学習内容の再確認、さらに自分で学びたい教科を選んで興味と実力に合わせてどんどん先に学習を進めていくこともできます。本校では積極的にタブレットを活用しての家庭学習も推進していきたいと考えています。

5年算数「合同な図形」 対角線で区切られた三角形は合同か? 

                    令和4年6月25日(土)
 5年算数は、「合同な図形」について学習を進めています。今日は四角形の仲間、長方形、正方形、平行四辺形、ひし形、そして台形のそれぞれの性質を今一度、復習した後、「1本の対角線で区切ってできた2つの三角形か合同か?」という課題に取り組みました。まずは予想を立てた上でそれぞれの図形を描き、対角線を引いた後に2つの三角形を重ね合わせて合同かどうかを各自確かめていきました。算数的な操作活動を取り入れることで三角形が合同であるかどうかを実感することができました。後半は、さらに2本の対角線で区切ってできた4つの三角形は合同か?」についても調べていきました。


1・2年生活科 しおかぜ農園でじゃがいもの収穫

                    令和4年6月25日(土)
 昨夜の大雨が嘘のように晴れ渡った朝を迎えました。本来ならば授業参観日でしたが、急遽中止ということで子ども達も残念がっています。そこで、代わりに楽しみをつくってあげようということで、1・2年生は「しおかぜ農園」でじゃがいも掘りを行いました。昨年より時期が早いのですが、天候に恵まれじゃがいもはしっかり大きくなったようです。いきいきサポーターの先生からおいもの掘り方をお聞きした後、そっと畝を崩すと、次々と見事なじゃがいもが顔を出しました。それを見て子ども達は大喜び、次々と畑の中からじゃがいもを土の中から掘り出し、お互いにその大きさを見せ合いながら喜んでいました。





 今回収穫したじゃがいもは、夏休み前にカレーパーティーを行うための食材となり、おいしくいただくことになっています。収穫だけでなく料理までが生活科の学習ということで、こちらも楽しみな子ども達でした。

1・2年保健指導 歯の健康「歯の王様をまもろう」

                    令和4年6月24日(金)
 今週は、中学年、高学年と歯の健康に関する保健指導を行いました。そして今日は、最後となる低学年。「はのおうさまをまもろう」をテーマに、生えるのが遅く、生えきるまで柔らかいので一番むし歯になりやすい第一大臼歯についてのお話が保健の先生からありました。奥歯と呼ばれる歯の中で、一番大きく、生え替わるまで高さが揃わず、またかみ合わせの溝が深いことから、どうしても子どもでは磨ききれないことが多いようです。そこで今回も歯の染め出しをすることで、磨き残しの場所を確かめ、普段の歯みがきでも気をつけてもらうよう指導をしました。1年生は小学校入学からまだ間がなく、低学年の時期は歯の生え替わりも多いため、時にはお家の方と一緒に歯磨きをすることでむし歯の有無など、歯の健康について確かめていただけたらと思います。




5・6年体育 プールを利用しての水泳学習

                    令和4年6月24日(金)
 プール開きから1週間、高学年はようやく2回目の水泳学習となりました。少し海風が強いものの朝から気温が上がる猛暑日、子ども達は気持ちよさそうにプールに入りました。最初は、水に慣れる簡単なゲームから始まり、ビート板を使ってのバタ足練習へと、きれいに、速く泳ぐための方法を練習しました。人数が少ない分、時間を有効に使って、中身の濃い水泳学習ができた高学年でした。高学年はプールで25m泳ぎ切ることを目標に練習に取り組んでいきます。


1・2年生活科 「七夕」 短冊に願いを込めて掲示物作成

                    令和4年6月24日(金)
 早いもので6月も来週で終わりになります。7月といえば七夕。担任の先生から七夕のお話を聞きました。その上で、七夕の短冊に願い事を書いて、竹の絵を描いた色画用紙に折り紙で作った飾りをつけた掲示物を作っていきました。「字がきれいに書けますように」とか、「泳ぎがうまくなりますように」といった低学年らしい願い事が習い終わったひらがなでしっかりと書き込まれました。4週間後には、早くも夏休みを迎えることになります。小学校最初の夏休みまでに、できることがどんどん増えていくといいですね。







3年国語 「ひみつのかぎ」 子ども達だけで場面の読み取り

                    令和4年6月24日(金)
 3年生の国語では「まいごのかぎ」という物語を読み進めています。落とし物と思われた不思議な鍵を拾った主人公が公園のベンチや通りの桜などにある鍵穴に差し込むことで起こる出来事を、場面ごとに読み取り、そのときどきで登場人物の行動や気持ちを想像していきます。そのためには本文の言葉に注目して読み進めることが大切になります。中にはタブレットを持ち出して語句の意味を調べ出す子もいますが、言葉の意味を知り、さらにそこから登場人物の行動や気持ちにたどり着くヒントになれば自分の学びになるかと思います。

 今回も担任の先生がつけない間接指導の時間に子ども達が自分で場面をとらえ、どのような変化があったのか、そして登場人物が何を考え、どう思ったのかを自分達で読み進めていました。時間が来れば学習リーダーが指示を出して、それぞれが書き表したことを順番に発表し、またそれに対して質問や意見を付け加えながら話し合いを進めていました。先生が順番に指名しての発表ではなく、まだスムーズではない面もありますがフリートークで子ども達がお互いの発言を大切にしながらも自由に発表する姿は、進級当初から学びが成長したことを実感できる場面でした。

5・6年理科 「流れる水のはたらき」 人工的な川の流れを動画で撮影

                    令和4年6月24日(金)
 5・6年の理科では「流れる水のはたらき」の学習を進めています。この何時間かは、砂に流す水の量を変えて人工的な川の流れを作り、水の量によって川幅や削れてできる深さを確かめたり、蛇行した川の流れの中で流れの外側と内側で川岸の削られ方が違うことを観察しました。その上で今日は、「どうして川の外側が削れ、内側に土がたまるのか?」という疑問を解決するために、人工的な川の流れを作り出し、川の水の流れる速さや量を変えて実験していました。その様子はタブレットで動画撮影することで後から確認できるよう記録に残していました。いろいろな場面でタブレットを活用する高学年の子ども達でした。


1年国語 「くちばし」の学習を終えて 「なんのくちばしでしょう」発表会

                    令和4年6月23日(木)
 1年生の国語では、説明的文章を学習する最初の単元「くちばし」が終末に入っています。
 今日は、「問い-答えー説明」で順序よく書かれた教材文を参考に、自分達で調べた鳥の中からお気に入りのくちばしを選んで、クイズ形式で問いかけ、答え合わせをする発表会を行いました。ある鳥のくちばしの写真を見せて、その形や大きさ、色などの特徴からみんなに答えを予想してもらいました。その上で正解を伝え、そのくちばしがえさをとることにどのように便利なのかも、くわしく説明できました。それぞれが作成した資料をもとにしっかりと発表をし、それに答えたり、理由を付け足したりとみんなで盛り上がっていました。
 発表の後には、発表の感想を書き込んでお互いの発表をふり返るなど、話す力だけでなく、書く力もついてきたことが実感できた1時間でした。





5・6年図画工作 「ミラクル・ミラーステージ」鏡の反射を生かして

                    令和4年6月23日(木)
 5・6年生は図工で鏡のように反射する素材を使って、楽しい夏の風景を表す工作を制作してしています。まだ作り始めて間がないのですが、直角に折り曲げた鏡面を生かして、角度を変えてながめれば上下同じ光景が果てしなく広がったり、上下逆さまの光景が作り出されたりとその設定を生かして、子ども達はいろいろな場面を創り出しています。ある子は三角屋根のテントを2つ並べることで鏡に反射していくつものテントが並ぶキャンプ場を作りました。その中に紙粘土で作った自分や家族をかわいらしく並べ、キャンプの薪でこれからおいしいご飯を作ることにしました。他にも夏の夜空や海など、思い思いに作った風景が完成することが今から楽しみです。






1~4年校外学習「エンゼルランドふくい」 教室では学べない学習・体験を

                    令和4年6月22日(水)
 5月下旬に実施予定だった校外学習が新型コロナウイルス感染症対策のために延期され、今日ようやく実施することができました。行き先は坂井市春江にあるエンゼルランドふくい、久しぶりの校外での活動のため、子ども達の気分も盛り上がります。
 
 午前中は「生き物のヒミツ」をテーマに、ハチの巣のハニカム構造に強さを確かめたり、蓮の葉の水滴が玉のように流れる仕組みを調べたり、カブトムシの羽が固い殻の下にどのようにたたみ込まれているのかを見てみたりと、身近な生き物のつくりが、私たちの生活の中で活かされていることを学ぶ実験教室を行ってくださいました。その後は名誉館長の宇宙飛行士毛利衛さんの宇宙に関する展示コーナーを巡ったり、体の不思議や科学の面白さを体感できる展示物を見たり、触れたりと楽しく学ぶ時間としました。



 お昼は、エンゼルランドふくいに隣接した広場でお弁当をいただき、1年生から4年生が一緒になって遊ぶこともできました。4年生がリーダーとなってバスレクレーションなどでもしおかぜ班をまとめ、縦割りで仲良く行動することができました。上級生は下級生を思いやっての言葉かけと行動を、下級生は上級生をお手本にしっかり行動することができました。教室でのつけた力が校外の活動でも、しっかり発揮された1日でした。

5・6年国語「夏の空」 声に出して読みたい日本の古典

                    令和4年6月22日(水)
 5・6年の国語では美しい日本語に触れるために古典「枕草子」の冒頭部分、「春はあけぼ」に続いて、「夏は夜」についての学習に入りました。短い文章ながら昔の言葉である口語的表現の訳し方に戸惑いながらも、子ども達は先生と一緒にその分がどのような光景を説明したものかを想像していきました。その際に頼りになるのがタブレット。先生が映し出した本文に、その解釈をわかりやすく書き込むことで子ども達の理解を助けていました。


 
 福井県は、小学生向けに暗記・暗唱できることわざや名文、古典の一節を紹介した「ふるさと福井古典音読・暗唱ノート」を作成し、子ども達に配付しています。その中にはいろは歌や十二支、橘曙覧の独楽吟や平家物語の冒頭部分などが掲載されています。これを機会にご家庭でもお子さまと一緒に日本の名文と呼ばれる文章に触れてみることもよいかと思います。

校内合唱発表に向けて 3~6年合同練習始まる

                    令和4年6月22日(水)
 市連合音楽会が新型コロナウイルス感染症感染予防のため中止となり3年目となります。小規模校ゆえに3~6年生全員がステージに立って他校の小学生を前に歌声を発表する機会がなくなってしまったことは残念で仕方ありません。そこで今年は校内だけでなく保護者の方にも聴いていただけるように授業参観の日に発表会を設定しました。
 昨日より3~6年生は、音楽の時間を合同授業として体育館でその練習を始めました。
今回の合唱曲は「いつでのあの海は」。3年生は高音部を、4~6年生は低音部を担当しながら今日は、初めて歌声を合わすということでつられないように音程を確かめつつ、外れてもよいのでしっかりと自分の歌声を出すことを一番に練習に励んでいました。全校で合わせるのは残り2回。1、2年生だけでなくお家の方々にも、少しでもいい歌声がを届けられるようにがんばってほしいものです。



 なお、合唱練習にあたっては、マスク着用の上、隣との身体的距離を確保して、歌以外の発声を控えるなどの新型コロナウイルス感染対策を徹底した上で行っています。幸いにして子ども達の人数に対して十分な広さがある体育館ですので一人あたりの十分な空間を確保して、歌声を少しばかり抑え気味にしながら練習に取り組んでいます。

【お詫びとお願い】
 残念ながら今週土曜日、6月25日の合同音楽発表会は新型コロナウイルス感染症対策のため、急遽見送ることになりました。楽しみにされていた保護者の方には大変申し訳ないのですが、児童の安全安心を最優先しての判断と決定ということでご理解をいただきたいと思います。
 子ども達の合唱発表は、後日、別の学校行事の中で開催するのか、あるいはホームページ上で動画配信するのか、現在その方法を検討・協議中です。決定次第、お知らせしますので、今しばらくお待ちください。

4年算数「垂直・平行と四角形」 平行四辺形の対角線のひみつをさぐる

                    令和4年6月21日(火)
 本校では、3・4年中学年、5・6年高学年が複式学級編成となり、国語や算数では2つの学年が同時並行で学習を進めています。必然的に担任の先生が直接学習指導につけない時間が生まれてきますが、その間接指導の時間こそが子ども達が主体的に学びを進め、深める時間と考えて、さまざまな手立てと工夫を講じることで自ら学習活動を進めていけるように指導しています。



 4年算数では「垂直。平行と四角形」を学習ガイドを元に二人で学習を進めていました。既に垂直と平行という直線の関係を学習した上で平行四辺形の性質やその描き方を学び終えています。単元を通して担任の先生は全時間、学習ガイドを作成することで、子ども達はそれをタブレットで確認しながら自分達で学習に取り組む習慣がついてきました。学習リーダーが取組の指示を出し、時間を計りながら学習を進行し、その後、考えの発表や答え合わせなどを行っています。4年生は学年2人ということもあり、指示を出す側、それを受けて答える側と学習を進め、最後は先生と平行四辺形の対角線はそれぞれの真ん中でで交わることなど、作図した図形を確かめながらまとめることができました。



 今後、学習ガイドを活用した複式学級での学習指導を推進するにあたり、算数科を中心に学びの個別化を意識して一人一人の学習理解と進度に合わせての複線型でのガイド作成、学年の学習内容と児童の実態に合わせた指導による縦の系統性の確認、間接指導時での話し合い、伝え合いの学年ごとのパターン・マニュアル化、話し合いを深めるための思考ツールの活用などが、今後の課題と考えています。

体育 プールを利用しての水泳指導「 今年の夏は泳げる夏にします!」

                    令和4年6月21日(火)
 先週金曜日のプール開きを無事終えて、今週から各学年ごとの水泳学習が本格的に開始されました。今日は、3校時に1・2年生が、4校時に3・4年生が体育の授業で水泳学習を行いました。



 プール開きの前回は、安全指導を徹底する中で水の感触を楽しむことがねらいでした。今回は、水に対してどの程度慣れているのか、また浮かぶ、潜る、泳ぐなどの水泳の基本動作がどの程度こなせるのかを確かめていきました。3年ぶりの水泳学習ということで、先生方が予想していたよりも水に入ること、潜ること、泳ぐことへの抵抗は大きいと感じました。それもそのはず。3年生以下は、水泳学習としてプールに入ったことすらないので仕方ない部分もあります。そこで次回からは泳力別、水に対しての慣れ・怖がり具合からいくつかのグループに分かれて、一人一人に合わせて指導していくことになりました。先生と楽しく、遊び感覚で、でも、なるべく早く水に慣れ、その上で少しでも長く、息継ぎなども入れて楽に泳げるようにじっくりと練習していく予定です。

5・6年保健指導 歯の健康「歯肉炎を防ぐための歯のみがき方を学ぼう」

                    令和4年6月21日(火)
 昨日の中学年に続き、今日は高学年で歯の健康についての保健指導が行われました。今日は、むし歯にならないことから一歩進んで歯の健康を保つための歯肉炎を防ぐための歯みがきの方法について学びました。

 10代の半数近くが歯肉炎であること、しかし歯肉炎のある歯も正しい方法で歯みがきを続けていれば短い期間で健康な歯ぐきに戻せることを保健の先生から教えていただきました。その上で歯の健康指導恒例の「歯の染め出し」で磨き残しがどの部分にあるのかを確かめ、歯だけでなく歯ぐきも健康にする方法を歯みがきを一緒に行うことで身につけていきました。歯みがきもしっかり行い、白く輝く美しい歯と健康な歯ぐきで、笑顔がひときわ輝く子ども達でした。


3・4年保健指導 歯の健康「正しい歯のみがき方を身につけよう」

                    令和4年6月20日(月)
 今週から各学年、発育測定を終えた後に歯の健康について保健の先生が保健指導を行っています。8020運動(80才になっても健康な歯を20本以上残す)推進や国民皆歯科検診実施への取組など、長寿健康社会実現に向けて歯の健康はとても大事です。
 今日は、3・4年生が普段の歯磨きを染め出しで点検し、磨き足りないところや磨き残しがあるところを確認することで、歯を大事にするために気をつけることを考えていきました。磨きやすく、目立つ前歯は白いままですが、歯と歯の間や奥歯の裏側など磨きにくいところには歯垢が残り、赤い色が残っていきます。鏡を使って確かめながら、自分が磨き残すところを知っておくことで、毎日の歯みがきもより入念になるかと思います。一生をともにする大切な歯、いつまでも白いまま、むし歯のない状態を保ちたいものです。





1年国語「くちばし」 自分が調べた鳥のくちばしについてクイズを作ろう

                    令和4年6月20日(月)
 1年国語では、最初の説明的文章「くちばし」の学習もまとめに入っています。学習のしあげには、自分が調べた鳥のくちばしを形や色、大きさなどの特徴をふまえて「これはなんのとりのくちばしでしょう」という問いに直し、その答えとともにその使い方やえさについて説明していくクイズを作っています。今までの学び方を生かして、問いには赤色、答えには青色、くちばしの使い方には緑色、そしてえさにはオレンジ色と、調べてきた本に線を引きながら発表のための問題や答え、説明を書いていました。


2年国語「スイミー」 文章からかぎとなる言葉をヒントにあらすじをまとめる

                    令和4年6月20日(月)
 2年国語では、物語「スイミー」の学習に取り組んでいます。今日は、第二場面、大きなさかなにスイミーのきょうだいが食べられてしまう場面でした。大きなマグロが「ミサイルみたいに」きょうだいめがけて襲いかかってくる表現からよほどお腹をすかせていたこと、そしてものすごいスピードで一直線に突っ込んできたことなどを読み取った上で、その場面のあらすじを大事な言葉を手がかりにまとめていきました。児童2人と先生1人で、じっくりと、でも確実に学習を進めている2年生でした。



 また、教室では、「スイミー」の作者であるレオ・レオ二の絵本も何冊も並べてありました。スイミー以外にもその世界に触れ、これを機会に多くの作品も読んでほしいという先生の願いも伝わるようです。

3・4年図画工作 デザイン「不思議な魚いろいろ」

                    令和4年6月20日(月)
 3・4年生の図画工作では、見たものをありのまま正確に描く写生作品に続いて、自由な発想で形をデザインし、色調のバランスを工夫して仕上げるポスター作品の制作に取り組んでいます。
 今日は、前時に自由な発想で描いた不思議な形の魚に色を少しずつ塗っていきました。そのときに意識したのは、2色の絵の具を混ぜて作った色に白や紺、茶、黒などを少しずつ混ぜて変化をつけながら徐々に色を変えていくグラデーション的な手法を用いることです。今回は、自分だけの不思議な形の魚のうろこを1枚ずつ塗りながら、背中から腹へ、頭から尾っぽへと、明から暗、淡から濃と少しずつ変化をつけて塗っていくよう声かけしていました。先生がパレットの使い方を見本として示し、色塗りの手順を指導した後は、子ども達はひたすら集中。色とりどりの鮮やかな魚が出来上がっていきました。





 次回は、この不思議な魚を画用紙から切り取って、その色が一番映える色画用紙に配置することで色の調和を考え、色彩感覚を養っていきます。そして、それがある工夫でみんなへのメッセージを込めたポスターへと変身していきます。最終的にはどんな作品が出来上がるのか、楽しみです。

5・6年総合的な学習 越廼地区の民俗行事 神楽舞を調査中

                    令和4年6月20日(月)
 越廼地区には、秋祭りに各地区ごとに神楽を舞う伝統行事が大切にされてきました。残念ながらこの2年ほどは、新型コロナウイルス感染症対策のため、やむなく中止となってきましたが、子ども達にとっては祭りにはなくてはならない、代々大切に受け継がれてきた大切なものという思いがあります。
 総合的な学習を進める中で、「越廼といえば…」でウェブマッピングをした際にも、子ども達は越廼地区が誇る、大切にしたいものとして祭りと神楽が真っ先に出されました。今日は、その中から3年連続でオンラインでの交流活動に向けて岐阜県安八町牧小学校の皆さんに今まで知らない越廼を知ってもらうためにどうすればよいのか話し合っていました。夏休み前、7月中には最初のオンライン交流を行うため、少ない人数ですがみんなで相談しながら、今まで知られていない越廼をしっかりアピールできるように神楽舞など、いろいろなテーマで調査活動を進めていくことになりそうです。


【お願い】熱中症対策を優先させてのマスクなし集団登下校への協力

                    令和4年6月20日(月)
 急激な気温の上昇による熱中症対策を優先して、集団登下校時や体育での授業、休み時間での屋外の活動においてはマスクを外すよう子ども達に指導しています。先週末にも集団下校時に再度その確認を行っていますが、子ども達は自分で判断してマスクを外すことにためらいもあるようです。今朝も集団登校時にはマスクを着用している児童と外している児童が半々でした。ご家庭でも熱中症のリスクを考え、屋外での活動時はできるだけ距離を空ける、近距離での会話を控えることを前提に、マスクを外してもよいことをお子さまにお話し、熱中症対策へのご理解とご協力をお願いします。

待望のプール開き 3年ぶりの水泳学習開始

                    令和4年6月17日(金)
 市教育委員会のプール学習実施決定を受けて、今日から水泳学習を開始しました。
小規模校、少人数での学習指導の強みを生かして、3年ぶりのプール開きとなる今回は、全校児童での水泳学習としました。プール開きにあたってスポーツ委員会の児童が始めのあいさつ、プール使用上の注意説明、準備体操をした後、シャワーを浴びて、いよいよプールに入ることになりました。おそるおそる足先から膝、そしてお腹、肩と水に浸かりながら少し冷たいけれど、久しぶりの水の感触を楽しみました。コロナ感染対策のため、歓声は上げられませんでしたが、どの顔も久しぶりのプールに思わず笑顔がこぼれます。

 この後、低学年と中・高学年に分かれて水に慣れることから始め、少しばかり潜ったり、泳いだりするゲーム的な要素を取り入れた学習を行い、初夏を思わせる日差しと青空の中、無事、最初の水泳指導が終わりました。



 思い返せば3年ぶりとなる水泳学習。1年生はもちろんですが2年生も、3年生も、学校でプールに入るのは初めてになります。コロナ禍で学校生活や教育活動にもいろいろと制約があった中で、子ども達が楽しみにして笑顔があふれる活動が実施できたことをうれしく思っています。
 今後とも新型コロナウイルス感染症対策に十分留意しながら、プールでの水泳学習の中で浮かび、潜り、泳ぐ能力を高めるとともに、水の事故から命を守る安全指導もしっかりと行っていきたいと考えています。



1年算数「もののかたち」 かたちをうつしてかいた絵を発表しよう

                    令和4年6月17日(金)
 1年生の算数では「いろいろなかたち」の学習が進んでいます。今日は、細長い四角い箱や真四角のさいころのような箱の面を上からなぞって、四角形や三角形、丸の形を写し取った上で、その形から想像したものの絵を自由な発想で描いていきました。長方形の長細い四角形からは、鉄道や自分の部屋、さらに正面から見たバスに、花壇を断面で区切ってその中に花やカブトムシまでいるところなどと、おもしろおかしく一人で2枚、3枚と描く子もいました。最後は、一人一人が自分が描いた絵を前に、「わたしは、四角い形を使って、~をかきました」と順番に発表していき、教室のみんなから拍手をもらっていました。


朝の活動 1・2年しおかぜ農園での水やり 

                    令和4年6月17日(金)
 今週前半は雨も降り続き、また小規模校合同授業などの行事もあったことから、朝の水やりで「しおかぜ農園」へ出かけ、野菜の育ち具合を確かめに行くことができませんでした。今朝は朝から青空が広がる初夏を思わせる1日。久しぶりに子ども達が水やりに「しおかぜ農園」へ出かけました。農園に入るなり「うわぁ、大きくなってる」「きゅうりできてる」など驚きの声が上がりました。しばらく見ない間にしっかりと大きく、高く育ったトマトやなし、きゅうり、そしてじゃがいもなどの野菜を見て、喜んだ越廼っ子でした。

 6月は、小規模校合同授業や市教委学校訪問、そして授業参観と子ども達のがんばりを見ていただく行事が続きますが越廼小学校という場所で子ども達がしっかりと成長し、力をつけていることを実感しています。早くも6月前半が終わる今朝、野菜に水やりをする子ども達の姿を見ながら、大きく育った野菜とやさしい子ども達を重ね合わせて、そんなことを感じた校長先生でした。

市教育委員会学校訪問 算数を中心とした授業研究と全体協議

                    令和4年6月16日(木)
 本校では、今年度、子ども達がわかる、できたを実感できる単元構想・授業創造をめざして「小規模・少人数において、主体的な学びを実現する指導の工夫」を主題に、算数科の学習指導を中心に校内研究に取り組んでいます。先生方には、「小規模校の特性を強みに変える学校づくり」と「楽しい授業を創造するための授業実践」をナインマトリックスとして
年度始めに提示し、それぞれの校務分掌や教科・領域の授業でさまざまな方策を試行実践することを提案してきました。

   【小規模校の特性を強みに変える学校づくり】     【子どもも教師も共に成長する楽しい授業づくり】

 今回は、2年単式学級と3・4年複式学級の授業を公開し、市教育委員会の指導主事の先生に参観していただきました  2年算数「たし算とひき算のひっ算」では、2人の児童がそれぞれ1つずつお菓子を選び、買ったときに2つのお菓子の値段を入れ替えて足したときの答えを比べるとどうなるのかを考えました。買い物でお菓子を買うという生活経験を生かし、楽しそうにお菓子を選び、合わせていくらになるのかを筆算で計算していきます。たす数とたされる数を入れ替えても値段は同じになる理由を、同じお菓子を買っているからとつぶやきながらその答えを確かめていました。最後はたし算のきまりとして「たし算では、たす数とたされる数を入れ替えても答えはおなじ」とまとめることができました。

 3年「一万をこえる数」では、「10をかける計算のひみつを見つけよう」を課題に、言葉や絵を使って20×10を計算する方法を自由に考えました。ノートに⑩を一単位として10円玉に見立てて20個並べたり、10×10=100という既習の知識を生かして、その2つ分と考えたりといろいろな考えを順番に説明していきました。聞いている子によりわかりやすく、説明することに苦労しながらも、ノートに描いた図を参考に順番に伝え合っていきました。最後には、どんな数も10倍すると位が1つ上がり、右端に0を1つつける数になることをみんなで確認しました。

 4年「垂直・平行と四角形」では、2つの辺とその間の角が図示された平行四辺形を見ながら、同じ図形の書き方を考えました。底辺となる長さを測った後、その一端から分度器で角度を図り、最後にそこからもう一方の辺の長さを図りました。そこから後は、それぞれの辺の端からコンパスで、長さを測り、円弧が重なったところを結べば完成です。今回は学習カードを見ながら、自分達のペースと方法で平行四辺形を描きましたが、思うように形にならず、隣の子にたずねながら教え合いながら作図の方法を学習していました。三角形の描き方を生かして、その2つ分を重ねるという考えで平行四辺形を描いていく方法を、それぞれのやり方を確かめ合い、教え合いながら確かめていく学習展開となりました。

 放課後は、研究協議会を行い、指導主事の先生から今後の校内研究に向けてのご指導をいただきました。その中で複式学級で担任がつけない間接指導の時間だからこそ、学習ガイドをうまく活用しながらも話し合いの型にこだわらずに、思い切って学習活動を子ども達に任せる、授業者は子ども達を待つ姿勢も必要であり、それが子ども達の主体的な学びにつながることをご教示いただきました。そして、それが指導の個別化と学習の個性化につながるという本校の複式学級での少人数学習指導を強みに変えるための研究推進に向けて有益な助言をいただきました。明日からまた子ども達の輝く笑顔のために日々の授業に気持ちを新たに取り組もうと思った越廼小学校の先生方でした。

3・4年 へき地・複式校社会科合同校外学習 ①クリーンセンター見学

                    令和4年6月15日(水)
 今日は、3・4年生がへき地・複式学級を有する小規模校合同で社会科見学に出かけました。午前中の見学施設は、福井市寮町にある東山クリーンセンターです。

 まずは、ごみ処理の手順に従ってセンター内を順番に見学していきました。次々と来場するごみ収集車、そしてその中から落とされるごみの多さ、そしてどんどん溜まっていくごみピットの上を行き来する大型クレーン、そのどれもが子ども達は初めて目にするものばかりで、驚きの表情がマスク越しでも見て取れます。高温で焼却するごみ焼却炉は、わずかな人数でコンピュータ制御され、何度の熱でごみが処理されるかも一目でわかるようになっていました。1日あたりに収集されるごみの量、収集車で約159台と聞いても、その多さを想像できない子ども達でした。

 しかし、ごみピットにあるごみ袋が越廼地区のものと色が違うことに気付いた子が職員の方に質問することで、越廼地区はごみ処理を鯖江市にお願いしていることを教えてもらうなど、生活に根付いたごみ問題を自分事と考えて学ぼうとする姿勢は立派でした。

 見学の後、もう一度、福井市のごみ処理の方法やごみ処理のためにみんなにお願いしたいことなどをビデオ視聴で確認し、燃やせるごみに混じった燃やせない金属ごみを目の前にして、地球にやさしい生活「3つのR」Reuse(再利用)Reduce(削減)Recycle(再資源化)について本気で考えた子ども達でした。今回の見学が、家族と共に今の生活を見直し、持続可能な社会実現に向けてつながる一歩になるよう学習を進めていきたいと思います。

3・4年 へき地・複式校社会科合同校外学習 ②防災センター見学

                    令和4年6月15日(水)
 一乗小学校で昼食と交流活動を行った後、午後から向かったのは福井市和田中にある市防災センターです。エントランスには、今月で74年目となる福井震災のパネル展が開かれ、避難訓練を直前に終えていた子ども達も改めて地震の怖さを感じていました。



 今回の見学のメインは、起震装置による震度6の地震体験でした。緊急地震速報後の揺れにより、机の下に隠れていた子ども達も机の脚をしっかり持って体が飛ばされないようにこらえるのがやっとでした。わずか1分にもならない時間でしたが子ども達にとっては恐怖の時間だったかも知れません。また、建物の中での防災訓練は行ったことがありますが、路上で突然揺れに襲われた場合の対処の仕方も教えていただきました。自動車のタイヤがゴムまりのように揺れ、家のブロック塀が崩れる中、道の真ん中で手や鞄で頭部を守り、ダンゴムシのように体を守る姿勢を取ることを地震体験の中で教わりました。頭を守るヘルメットや頭巾、非常用の持ち出し袋、そしていざというときに逃げ出せる避難路の確保等、体験を通じて多くのことを学んだ子ども達でした。



 今日の社会科合同校外学習は、長橋小・殿下小・本郷小・一乗小、そして越廼小の5校合同で行いましたが、普段はこれだけの集団で行動することがない本校児童にとっても大勢の中で学び合い、お互いのよい行動を見習い、手本としてさらに自分達をみがく、よい経験の場となったと思います。

1・2年小規模校合同授業 生活科「越廼のわかめについて発表」

                    令和4年6月14日(火)
 小規模校3校による合同授業が国見・長橋小を結んでオンラインで行われました。
 本校の1・2年生は、それぞれの学校が生活科で学習してきたことの発表会をしました。越廼っ子は5月に行ったわかめ採りとわかめ干しの体験学習を通じて、わかめについて調べたこと、学んだことを画面を通じて伝えました。すでにわかめ採りとわかめ干しで直接見て、触って感じたことからわかめについてしっかりと調べてあり、その成果を画用紙にまとめたものを見せながら、しっかりとした言葉づかいとわかりやすい話しぶりで伝えることができました。



 自己紹介だけでなく長橋小からは国語の音読発表とくちばしクイズが、国見小からは国見の歌発表があり、お互いの学校で取り組んでいる学習の内容についても知ることができました。越廼小の子ども達もそれぞれの発表に感想や質問を繰り返し、画面越しの交流を楽しみました。

3・4年小規模校合同授業 総合的な学習「越廼小学校と地区紹介クイズ」

                    令和4年6月14日(火)
 小規模校4校による合同授業が国見・長橋・殿下小を結んでオンラインで行われました。
 3・4年生は、総合的な学習で調査活動に入った越廼地区のよさを探っていく中で、是非とも紹介したいことを5つ選んでクイズとして発表しました。学校の規模を表す全校児童数から始まり、冬にきれいに咲く水仙の球根、夕日が日本海に沈むキャンプ場の名前、越廼の民俗行事「あっぽっしゃ」の語源など、盛りだくさんの内容で、聞いている他の学校の子ども達にも越廼へ行ってみたいと思わせる内容だったと思います。担任の先生も児童作成のスライドと発表する児童の姿をオーバーラップさせて画面に投影し、視覚的にも訴えるようにPCを操作して子ども達の発表を支援していました。



 また、殿下・長橋・国見小学校の発表も、それぞれの学校や地区の特色をよく表したクイズや発表で、それぞれの地区のよさが伝わる、工夫されたわかりやすい発表でした。明日は、引き続き中学年での社会科校外学習も行われる予定で、お互いの顔をわかった上で、学習だけでなく交流もさらに深まるのではないかと期待できる合同授業となりました。

 なお、3・4年生の合同授業の様子は、翌日6月15日(水)付の福井新聞福井市版に記事として掲載されました。
よろしければ、ご覧ください。

5・6年小規模校合同授業 道徳「見えた答案」 Teamsを使ってのオンライン授業

                    令和4年6月13日(月)
 小規模校4校による合同授業が国見・長橋・殿下小を結んでオンラインで行われました。
5・6年生は、今までのオンラインでの交流学習から一歩進めて、一人が一台ずつ手元に置いたタブレットを通して、自分の考えを打ち込んだり、他のこの考えと比べたりする道徳の授業に取り組みました。
 「見えた答案」を題材に、お互いの考えを知り、多様な考えの中からなぜそのように考えたのか、自分ならどうすべきなのか、価値判断について多くの意見をタブレットを通してやり取りする中で、考えを見つめ直そうとしていました。



 事前にアンケートを提出し、その結果を授業者で取りまとめ、それを受けて子ども達が自分の経験や思いを話しました。またその場でおつりをまちがってもらってしまったとき、道で10円玉を拾ったとき、自分ならどうするという意識調査をその場で回答し、全員の集計結果から自分の判断を見直すなど、タブレットを活用しての新しい試みも取り入れられていました。音声に不具合が出る場面もありましたが、授業者の先生が最後に話したとおり、「Teams内に小規模校会議室を設定したので、これからもいろいろな方法で使っていきたいですね」という提案を受けて、今後とも活用方法を探っていきたいと思わせる新しい試みの授業でした。

 なお、5・6年生のタブレットを活用した合同授業の様子は、近日中に日刊県民福井紙面に記事として掲載される予定です。よろしければご覧ください。

5・6年社会科「国土の気候」あたたかい土地と寒い土地、くらすならどっち?

                    令和4年6月13日(月)
 5・6年の社会科では国土の地形や気候、そしてそこにクラス人達の苦労と工夫を知ることで南北に長い日本という国の自然の様子について学習を進めてきました。その中で「生活するならあたたかい土地と寒い土地、どちらを選ぶ?」を課題に、暖かい土地である沖縄県、寒い土地である北海道を一人一人が選んで、タブレットを活用してkeynoteで資料にまとめてお互いのよさを発表し合いました。まとめる際のキーワードは「衣・食・住」。気候を克服したり、適応したりと人々の知恵を知ることを一番に考えました。

 発表では、寒い土地である北海道では、雪に備えて屋根を片流れの急傾斜にしたり、寒さを防ぐ二重窓にして快適にして暮らす工夫を、北海道で多く取れる農作物と合わせて紹介していました。一方の暖かい沖縄県は、台風の被害を防ぐ平屋で瓦も漆喰で固め、その上に魔除けのシーサーを置いて安全なくらしを願うこと、南国らしくおいしいフルーツがたくさん採れることなどを発表していきました。


 
 発表の後は、先生が投げかけた「パイナップルって食べたことあると思うけど、どうやってできるか、知ってる?」というクイズに「木にぶら下がってる」とか、「土の中から頭の葉の部分だけ出てくる」など、自由に予想した後、画像検索「パイナップルのでき方」で正解を見付け、みんなで驚いたり、喜んだりと、楽しみながらそれぞれの土地のくらしを学んでいきました。
 ちなみに、先生が問いかけて、子ども達が必死に地図帳やネット検索で答えを探した問いは、他にも…
・沖縄のシークワーサーって、どんな味?  
・北海道のてんさいはさとうの原料になるけど、沖縄のさとうとどうちがうの?
・北海道にいる牛ってどんな色、模様が多いの? それはどうして?
 「どうして?」という素朴な疑問が、もっと知りたい、調べたいという学習活動への原動力になっていきました。

 最終的には、「将来大人になって生活するなら、日本のどこを選ぶ?」という単元まとめのレポート作成のために、地形や気候、衣食住といった生活の苦労と工夫などをさまざまな視点で学ぶことができた子ども達でした。

1・2年国語・書写「町探検でお世話になった方にお礼の手紙を書こう」

                    令和4年6月10日(金)
 先週、多くの施設の方々にお世話になった1・2年生活科の町探検でしたが、見学で見て聞いて、わかったことをまとめる学習に入ります。今日は、その前に町探検でお世話になった方々にお礼の手紙を書こうということで郵便局からいただいたテキスト「低学年手紙の書き方」を参考にして、お礼状を書きました。ていねいな字で手紙を書くことで、「町探検ではお世話になりました。ありがとうございました」という感謝の気持ちをしっかり伝えようとしていました。

 ただ見学に行くだけでなく、見学先の大人の人へのあいさつや言葉づかい、わからないことを尋ねて教えてもらう会話でのやり取りの仕方、そしてお礼の気持ちを表す手紙の書き方まで、一連の活動の流れの中で実に多くのことを学び、身につけていく1・2年生でした。

5年算数「小数のわり算」 デジタル教科書を活用して学ぶ筆算の方法

                    令和4年6月10日(金)
 5年生の算数では、小数のわり算の学習を進めています。すでに4年生の算数では小数÷整数の計算方法について既習の知識となっているのですが、小数÷小数の計算となるとその計算方法に戸惑うこともあります。そこで、わる数、わられる数をともに10倍しても、100倍しても答えは同じということから小数のわる数を10倍して小数点を右に1つ移すことで整数に直し、わられる数も同様に小数点をずらしていくことで小数÷整数の計算に直す方法を知りました。その上で今回は筆算で小数点の処理の仕方をタブレット上でのデジタル教科書で1つずつ確かめながら、その筆算のやり方を身につけていきました。手元にあるデジタル教科書を一つずつ操作しながら、その手順も一つずつ確実に理解することができました。


1・2年小規模校合同授業 生活科「越廼のわかめ」学習発表会に向けて

                    令和4年6月10日(金)
 来週は、殿下・国見・長橋小との小規模校合同授業が予定されています。新型コロナウイルス症感染対策のために、今年度最初の合同授業は各校をオンラインで繋いでの交流授業となります。
 低学年、1・2年では、生活科で5月に行った越廼の海のめぐみであるわかめ採り・わかめ干しの地域学習の成果を生かして、子ども達が調べたこと、まとめたことをそれぞれの学校に向けて発表することになっています。今日は、すでにまとめて掲示されていたわかめについて自分達が調べたことをわかりやすく伝えるための発表練習に取り組みました。文章に書かれた言葉を、ていねいな言葉づかいに直し、聞く人がわかりやすいように資料を見せながら発表していくための説明の手順や役割分担をペアで進めていきました。低学年なりの言葉でわかめ採り・わかめ干しの体験を通じて学んだことを生かして越廼地区のよさを発表していってほしいものです。また、殿下・国見・長橋小学校の皆さんからもどのような学習発表があるのかも楽しみにしています。





しおかぜタイム 全校でランランタイム

                    令和4年6月10日(金)
 今日も青空が広がる中で、ランランタイムが行われました。今日は、さわやかな風が吹く校庭で5分間の持久走、マラソンタイムから始めました。スタートから順調に周回を重ねる高学年に負けまいと、低学年の子ども達も自分のペースでがんばって走り切っていました。また子ども達に混じって先生方も一緒にいい汗を流しました。

 その後は、場所を移動して越廼小校門前の坂道を使っての坂道ダッシュをしました。同じ学年でペアになって、がんばって20m程の坂道を駆け上がりました。来週からは、水泳学習も始まるため全校でのランランタイムはしばらくできないこともあるかと思いますが、みんなで一緒になってがんばる越廼っ子でした。

1年算数「いろいろなかたち」

                    令和4年6月10日(金)
 1年算数では、新しい単元「いろいろなかたち」の学習に入りました。今日は、生活の中でよく見かける「はこやあきかんを使っていろいろなものを作ろう」を課題に学習に取り組みました。まずは、はこやあきかんを自由に手に取って、積み木のように重ねたり、並べたりして自由に遊びました。その上で、「はこ」は平べったいので重ねることができること、「かん」は丸くて重ねることができないけれど、上のふたのところは平らなので重ねられることを確かめました。その上でグループに分かれて、何を作るか相談しながら、はこやかんからいろいろなものを作り始めました。単元の導入にあたる授業でしたが、算数的な操作を通して、自由な発想から立体の特徴をつかみ、その上で小グループでの話し合いから作りたいものを考え、作るという子ども達にとってはわくわくしながら楽しめる授業でした。




【お願い】体育 プールを使用しての水泳学習開始に向けて

                    令和4年6月10日(金)
 2年連続で中止となっていたプール学習実施に向けてプール清掃、機器保守点検を終え、さらにプールサイドもきれいに再塗装されて準備万端というところです。学校では、水泳学習時の新型コロナウイルス感染症防止のため、子ども達の健康観察や着替え方法の確認、そして実際の水泳指導での留意点などを教職員で検討し、共通理解を図っています。

 週明けに、水泳学習開始にあたっての健康面でのお願い文書を「保健だより」として配付させていただきます。すでに配付されている学年だよりと合わせて持ち物の確認をお願いします。また、水泳学習に向けて今一度、お子さまと内容をご確認いただき、ご家庭での水泳学習時の健康状態確認とコロナ感染対策にご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。                             【保健だより 6月 水泳学習特別号】

1・2年生活科「町探検」に出かけました

                    令和4年6月9日(木)
 今日は絶好の好天の中、1・2年生が越廼地区の施設を巡って、そこで働く人達にいろいろとインタビューしてくる町探検に出かけました。
 「越廼小学校1年生です。今日はよろしくお願いします。」のあいさつから始まり、事前にまとめた聞きたかったことを一人ずつ質問していきました。子ども達の問いにゆっくりと、わかりやすく答えてくださり、子ども達はその答えをしっかりとメモしていました。特別に建物内部やそこで使われている器具や道具も見学させてもらい、自分の目と耳とでしっかりと学ぶことができました。今日の町探検でわかったことは、みんなで教え合い、伝え合って越廼地区の町の様子としてまとめていきます。その成果は小規模校合同授業や授業参観でも発表していければと思っています。









 お忙しい中、子ども達の生きた学習にご協力いただいた福井臨海消防署越廼分署、福井南署越廼駐在所、越廼公民館、曙保育園、JA(農業協同組合)福井県越廼支店、そして越廼郵便局の方々、本当にありがとうございました。

3・4年図画工作 写生「満開の桜越しにながめる越廼の景色」ようやく完成!

                    令和4年6月9日(木)
 4月進級直後からじっくりと取り組んできた中学年の写生作品がようやく完成しました。画面の手前に満開の桜を、奥には神社の建物や山並み、そして青い空、それらを結ぶように坂道や階段がある遠近感を意識した構図で下絵を仕上げました。その後は、3色以上の絵の具を混ぜ合わせ自分だけの色で筆の跡を残すように色を置いていく感じでていねいに色塗りに取り組みました。そのときに手前のものはやや濃く、奥にあるものほどぼやけるように色うすく遠近感と色の濃淡がうまく調和するように工夫しました。3年生にとっては難しい課題だったかも知れませんが、4年生の取組がよい刺激を与えてくれました。じっくりと時間をかけて一つの作品を仕上げていく大変さとそれ以上の楽しさを実感できたのではないかと思います。最後までよくがんばっただけあって、力作揃いの写生作品になりました。


5・6年家庭科「モーニングを作ろう」  調理実習で出汁をきかせたみそ汁作り

                    令和4年6月8日(水)
 今日は、5・6年生が楽しみにしている家庭科調理実習の第二弾、定食屋の前回のメニュー(ご飯と野菜炒め)にみそ汁と卵料理を取り入れた栄養のバランスを考えた朝食づくりに挑戦しました。まずは自分が選んだこんぶとかつおぶし、どちらか一方を水、またはお湯に入れてみそ汁の基本となる出汁をとりました。同時にみそ汁の具となる野菜やとうふも切り入れて、入れていきます。最後に火を止めて味噌を溶かしておいしいみそ汁の完成です。おかずとしてスクランブルエッグやゆでたまごも作り、おいしそうなモーニング定食が揃いました。出汁のおいしさを確かめながら具だくさんのみそ汁を飲み干す子ども達でした。これで家でも食事のレパートリーが一品増えることでしょう。





 今回の調理実習を行うにあたり、健康観察とマスク着用、一人一台の調理台と専用の調理器具、そして十分な換気など新型コロナウイルス感染症対策を万全にした上で実施しました。本校の強みでもある少人数での学習指導形態を生かして今後もコロナ対策を万全にした上で、越廼小学校らしく独自の教育活動を推し進めていきます。

1・2年図画工作「うまれた とびでた」たまごの中から出てきたものは?

                    令和4年6月8日(水)
 1・2年生図画工作では、好きな形のたまごに好きな色で模様をつけて、そのたまごが割れると何かが飛び出てくる!?というデザインと工作を合わせた作品作りに取り組みました。



 丸や楕円形のたまごを自分の好きな色でカラフルに塗りながら模様にしていきます。縞模様や水玉模様に塗られたたまごを今度ははさみで好きなところから2つに切って割ってみます。そしてたまごの色に一番合うと思う色画用紙に貼り付けた後は、その中から飛び出る好きなもの、例えばお花や宝石、お魚や怪獣などを思い思いに描いていきました。一つ一つの作業が楽しく、何が出来上がるか、わくわくどきどき色とりどりの作品が完成しました。

5・6年道徳「転校生がやってきた」 いじめをなくすためにできること

                    令和4年6月8日(水)
 5・6年生の道徳の授業では「転校生がやってきた」という物語を取り上げて、いじめについて考える授業に取り組んでいました。3度目の転校で新しく学級に仲間入りした主人公の「くつかくしはいじめで、学級をこわします」という発言をきっかけに、みんながいじめについて考え、いじめをなくしていくという話です。全国のいじめ認知件数から1校あたりの件数が約20件にもなることを知り、担任の先生からいじめについては決して許されないという話もありました。道徳に限らずあらゆる機会をとらえて、本校では全教職員がいじめはする側も、された側も悲しい思いをし、決して許されない行為だということを繰り返し指導しています。

 本校では、今週、教育相談週間として子ども達からの「ふれあいアンケート」を元にじっくり時間をかけて一人一人と面談を行っています。その中でいじめだけでなく気になること、不安に思っていることなどを話してもらい、子ども達の心の健康が保てるように担任だけでなく全教職員、そしてスクールカウンセラーにも協力いただきそのサポートを行っています。すでに保護者の方対象に、お子さまのいじめに関するアンケート調査も終えていますが、気がかかりなことがあればすぐに学校までご連絡、ご相談ください。

3・4年小規模校合同授業 総合的な学習「越廼地区紹介」に向けて

                    令和4年6月8日(水)
 来週は、殿下・国見・長橋小との小規模校合同授業が予定されています。新型コロナウイルス症感染対策のために、今年度最初の合同授業は各校をオンラインで繋いでの交流授業となります。
 中学年、3・4年では、総合的な学習で進めている地区の魅力発見のための学習が始まって、越廼地区のよさを他校の子ども達に紹介することにしています。昨年度は、越廼の宝を海=水産業と水仙の2つをテーマに絞って学習を進めてきましたが、今年はどのようなテーマを設定していくのか楽しみです。子ども達は、越廼地区について様々な情報をインターネットや動画などを検索して調べ、他地域の方々から越廼地区がどのように見えるのかを考えながら、テーマを設定中です。その中から選ばれたテーマを生かして越廼地区の魅力を子ども達なりの方法で発信できたらと考えています。





1・2年生活科「町探検」直前 見学施設へのお願いとお礼もしっかり練習

                    令和4年6月7日(火)
 今週木曜日に1・2年生は生活科「まちたんけん」本番を迎えます。
地区内のどこにどのような施設・建物があるのかの下調べから始まり、どの子がどの施設を誰とグループになって担当するのか決めたり、それぞれの施設で聞きたいことをまとめたりと、その準備を進めてきました。今日は、本番直前を迎え当日の見学のごあいさつとお願い、そしてどの質問を誰が担当して聞くのか、さらに質問に答えたいただいたり見学させていただいたお礼と、実際にまちたんけんで施設に寄せてもらったときに話す内容を練習していました。
 お忙しい中、仕事の手を止めて、いろいろとおたずねするので失礼のないよう町探検をするために、マナーを身につけてお願いすることも大切な学びのひとつです。どのグループもしっかりと役割分担をして、本番の町探検を迎えられそうで当日が楽しみです。見学先となる越廼公民館、福井臨海消防署越廼分署、越廼郵便局、曙保育園、JA福井県越廼支店、そして越廼駐在所の方々には、大変お世話になりますが、よろしくお願いします。



3・4年理科「季節の変化」 校舎周りの木々の生長と変化

                    令和4年6月7日(火)
 3・4年生の理科では、校庭のサンシュユやキンバイカ、桜などを標本木として四季の中でどのように生長と変化をしていくのかを1年を通して観察しています。今日は、春先4月と初夏、梅雨の時期6月とを比べることで、その葉や枝の違いや変化をタブレット上で観察記録としてまとめ、発表していました。



 月単位での変化を画像とともに簡単な文章で残し、それを比較することでより違いを明確にすること、また定期的に残した記録を一覧できるように保存しておくことで長いスパンでの変化をより視覚的に理解しやすくすることはタブレット活用の長所だと考えています。理科に限らず自分の学びの足跡をしっかりと残し、それを子ども自身がふり返ることで学びの成果も実感できればと考えています。

1年国語「くちばし」 説明的文章を学ぶ最初は「問い」と「答え」から

                    令和4年6月7日(火)
 1年の国語では説明的な文章を初めて学ぶ単元「くちばし」の学習に入りました。
 鳥のくちばしについて、問答形式でわかりやすく説明された文章を繰り返し読むことで、「問い-答え-説明」のパターン化された文章構成を学んでいきます。今日の授業では、きつつきのくちばしについて説明された文から問い→赤色、答え→青色、使い方→緑色、えさ→オレンジ色というように書かれている内容を見つけ出し、それぞれに色を変えて線を引いていきました。それができたらグループごとに1つずつ、答え合わせをしていき、ちがっている場合は、みんなで教え合い、線を引き直していきました。





 この後、きつつき以外にも、おうむ、はちどりなどの鳥のくちばしについても同じパターンの文章を繰り返し読むことで、説明的な文章の読み方、学び方を学んでいくことになります。

しおかぜタイムでランランタイム 縦割での活動再開

                    令和4年6月7日(火)
 今日のしおかぜタイムで、久しぶりに縦割活動を再開させました。
本来なら校庭で思い切り汗を流す運動を行いたかったのですが、あいにくの雨により体育館での時間走と全員リレーとなりました。5・6年生がグループの先頭に立ち、いろいろな指示を出しながら整列や走順を決めていってくれました。5分間の時間走で体を慣らした後、2つのグループで全員リレーを楽しみました。勝ち負けではなく、全校児童が集まってみんなで力を合わせてバトンをつなぐ、一つのことを1年生から6年生までが一緒になって取り組むこと小規模・少人数の本校ならではの活動だと思います。



 県独自の新型コロナ感染拡大注意報への引き下げにより、学年を解いての縦割活動も感染対策を従来通り徹底しながら少しずつ再開していきます。また今日は気温がそれほど上がらず熱中症の心配は少なかったものの体育の授業や大休み、昼休みの活動では、身体的距離を確保しつつ会話なしで、マスクを外しての行動を勧めていきます。

3・4年 社会科「ごみの収集」 校外学習クリーンセンター見学に向けて

                    令和4年6月6日(月)
 3・4年生は、6月15日(水)に小規模校合同にて社会科校外学習へ出かけることになっています。その行き先の一つが市クリーンセンターです。ごみ処理場でどのようにごみが収集され、どう処分されていくのかを直接見学してたしかめることになっています。
 すでに教室では、まちをきれいにするためのごみの収集・処理についていろいろな疑問から予想を元に考え、解決していく学習を進めています。今日は、ごみステーションの写真から種類ごとにごみを収集する曜日が決められていること、ごみは市指定の同じごみ袋に入れて出すことなどを子ども達が見付け、発表し合っていました。

 地球に優しいエコな生活から現在のくらしを持続可能な社会へとつなげるSDG(持続可能な開発目標の実現)さまざまな取組の中で、ごみ問題は大きな鍵を握る課題だと思います。子ども達には、この学習を通して今の自分の生活を見直すきっかけになってくれればと願っています。
 最後にお願いですが、今週1週間、子ども達は家から出るごみがどんな種類が多く、どれぐらいの量になるのかをそれぞれの家庭で調べる課題が出ています。お手数をかけますが、子ども達の調査活動にご協力をお願いします。

委員会活動「きまりよく行動しよう」 各教室での取組続行!  

                    令和4年6月6日(月)
 先週の委員会で、スポーツ・図書委員会の子ども達が、5月生活目標「きまりよく行動しよう」を意識するための「みんなで守ろう! チェックシート」の結果を確認していました。チェックシートには、落ち着いて学校生活を送るための「5分前行動」「授業中の様子」「休み時間の教室の過ごし方」の3つを中心に呼びかけと取組をしてきたのですが、学年によっては十分な成果が上がっていないとの反省がありました。そこで子ども達は、6月に入った今週もその取組を続けたいということになりました。今朝は、朝の会で低学年の教室を回り、チェックシートの3つの項目を今一度確認して、その日の当番だけでなく、みんなで呼びかけてよりよい学年・学校にしていこうと呼びかけていました。

 6月は保護者の方々の授業参観だけでなく、市教育委員会学校訪問なども予定されています。落ち着いた雰囲気の中で学校生活を送れるように子ども達自身が意識してきまりよく行動できるとすばらしいですね。取組の結果を楽しみに待ちたいと思います。

雨の中での集団登校 子ども達の安全確保のために各地区での声かけと見守りを

                    令和4年6月6日(月)
 週の始まりの今日は、雨の中での集団登校となりました。本校では、高台にあり、海風による強風や横殴りの雨、そして両方の手が空くことで安全が確保しやすいとの理由から傘を差さず、雨合羽での登校としています。今日は、雨が降り続く中、子ども達が色とりどりの雨合羽を着て、普段よりは少しゆっくりと集団登校してきました。先頭に立つ高学年班長や最後尾の副班長は、みんなが気をつけて階段や坂道を歩けるように声を掛けていました。そして、校門前では、いつものように朝のあいさつをして、元気に1日をスタートさせました。



 梅雨入りを控え、雨の中での集団登下校となる日があるかと思います。各地区の集合場所では見守り隊の方々が、また学校の近くでは教職員がその様子を見ながら声をかけています。ご家庭でも登校前に安全に登校するよう一言を、そしてできましたら時々は集合場所での子ども達の様子も見ていただけたらと思います。子ども達の安全確保のためにも、よろしくお願いします。

震災記念日を前に避難訓練 「天災は忘れた頃にやってくる」

                    令和4年6月3日(金)
 6月は福井震災記念日にあたることから、本校でも地震後に火災が発生したとの想定で避難訓練を行いました。緊急地震速報、そして、地震で校舎が揺れ、一部が壊れるという効果音が放送で流れた後、家庭科室からの出火したとの想定で校庭へ避難する指示が出されました。火災の煙から身を守るため、身をかがめて、マスクの上にハンカチを当てて、しずかに避難することができました。緊急放送の指示を受けて全校児童が避難するのに要した時間はわずか2分間30秒。「お…おさない、か…かけない、し…しゃべらない、も…もどらない」を合言葉に、命を守るために「何かあったときにはと予想すること」と「もしもの場合に備えること」の2つが大切だということを確認しました。



 避難訓練を終えて、体育館で校長先生からの話を聞いた後、ふり返りをしました。各学年の代表が1名ずつ、訓練を終えての感想やこれから気をつけたいこと、考えていきたいことなどをしっかり発表できました。自然災害は、今までの当たり前であった生活を一瞬で奪うものになります。災害に備えることで、今のかけがえのない、当たり前の恵まれた生活に感謝する気持ちももってほしいと思います。

 なお、本校では6月25日(土)には、台風や大雨による土砂災害の緊急事態発生を想定しての児童引き渡し訓練を実施予定です。詳細は、すでに配付してある授業参観のお知らせをご覧ください。

全校集会 福井で大きな地震があった! 福井大震災から74年

                    令和4年6月3日(金)

 1948年(昭和23年)6月28日午後4時13分に福井県嶺北一帯を襲う大きな地震が起こりました。丸岡町を震源とした地震はマグニチュード7.1、震度6を記録しました。亡くなった人は約5300名、けがをした人は約10000人、全壊した家屋は約35000戸と被害も大きく、阪神・淡路大震災が起こるまでは戦後最大の地震であったといわれています。しかし、全国からの救助隊や災害物資、そして福井市民のひたむきな復興作業により、「不死鳥のまち・ふくい」は復活を遂げ、その後も豪雪や豪雨にも負けない災害に強いまちづくりが進められてきました。

  【震災直後の福井市中心部 旧大和デパート】    【福井市下馬公園に保存されている震災当時走行の路面電車】

 避難訓練後の校長先生の話の中で、70年以上前に起こった福井地震について見守り隊でお世話になっている地区の方から聞いた話を伝えました。もし家で一人で留守番をしている中で地震があったら、あるいは友達と浜辺の公園で遊んでいたときに津波が起こったらなど、自分の命を守るためにどう行動するか、もしもに備えて家族とどこで合流するか、どう連絡を取り合うかなど家族と万が一のときの話をすることも大切というお話がありました。
 これを機会に、家族で災害に遭ったときの対応の仕方をお話しいただければと思います。また子ども達が、おじいちゃんやおばあちゃんに会ったときには、地震だけでなく戦争などの昔の思い出話を聞かせてもらえると生きた学びになるかと思います。インターネットで調べるよりもはるかに心に響くものになるはずです。

1・2年合同道徳 「うかんだ うかんだ」がんばっていることをほめ合おう

                    令和4年6月3日(金)
 今日の道徳では、水泳学習も始まることから「うかんだ うかんだ」というお話を題材に授業に取り組んでいました。水が怖かったぼくが、悔しい気持ちから水を張った洗面器で顔をつける練習をすることにしました。お風呂にもぐれるようにがんばったおかげで、次の時間には両足を抱えて、ぷかりと水に浮くことができたというお話ですが、さらにぼくは先生や友だちにも拍手をしてもらい、ほめられたことで、次は泳げるようにがんばろうという気持ちを高めます。
 
 授業では、後半、自分が今がんばっていることを書き上げて、ペアになった友だちに紹介し合うことで、お互いにほめて、励ましてもらう活動を行いました。友だちのがんばっていることもわかり、「がんばってね」のエールをもらうことで、さらにやる気を高めた子ども達でした。




3・4年 国語 気持ちをこめて「案内の手紙」を書こう 小規模校合同授業に向けて

                    令和4年6月3日(金)
 先日、国見小学校の3年生より、越廼小学校3・4年生の子ども達に手紙が届きました。その内容は、6月14日(火)に行われる小規模校(国見・殿下・長橋・越廼小)4校での合同授業の案内でした。ちょうど3年国語では、「大事なことを考えて、案内の手紙を書こう」をめあてとして「気持ちをこめて『来てください』」の単元があり、その学習のまとめとして受け取ったものでした。越廼の子ども達もさっそくそれに倣い、国見小だけでなく殿下小と長橋小の三校宛に書く手紙のグループ編成を行い、下書きを始めました。大切なのは、気持ちを込めての部分。どうすれば「他校の友だちと会えることがとても楽しみだ」という思いが届くのか、友達同士で表現を工夫しながら下書きを書き進めていった子ども達でした。



 四校で行う小規模校合同授業は、恒例の活動ですが、今年度の第1回は新型コロナウイルス感染症防止のため、昨年度同様、遠隔リモート形式での交流授業となります。しかし、準備からしっかりと交流先の3・4年生の顔を思い浮かべながら意欲的に準備を進める子ども達は、合同授業をとても楽しみにしているようです。その翌日には、小規模校合同社会科校外学習も予定されているため、一連の活動としてより交流が深まればと期待しています。
 小規模校合同授業などの様子は、この場でもお知らせする予定です。ご期待ください。

2年生が1年生に本の読み聞かせ

                    令和4年6月3日(金)
 今朝は、大きな声が2年教室から聞こえてきました。「何をしてるのかな?」とのぞいてみると、2年生の子が1年生相手に本の読み聞かせをしているところでした。読んでいた本は、おなじみの「ももたろう」。大きい本をめくるのに、少し苦労しながらも、桃太郎やきじ、さる、犬になりきってしっかりと読み聞かせをしていました。その横で1年生の子も物語に合わせて、振り付けをしながらその役を演じていました。読み終わった後には、1年生から感謝の気持ちも入った感想発表もあり、すがすがしい朝活動の時間となりました。

 昨日の本の読み聞かせの影響もあるのかもしれませんが、下級生を前に堂々と読み聞かせができる2年生の姿に、その成長を感じました。下級生の前で学習や生活で手本となる行動を示すことで、下級生は上級生に憧れの存在になります。また上級生は下級生のために行動を起こすことで、みんなのために役立った、ほめられたという経験をすることで満足感や達成感が得られます。そんな相乗効果で、お互いに高め合って向上していく越廼っ子であってほしいと感じた朝の時間でした。

全校集会 ヘルシー・環境委員会 月目標「学校を美しくしよう」への取組発表

                    令和4年6月2日(木)
 6月を迎え、月目標は「学校を美しくしよう」となっています。ヘルシー・環境委員会の子ども達は、自分達で学校を美しく保つために、前回の委員会で普段から気になること、直したらよいことを話し合い、それらをよりよく直すためにできることを考え、みんなに行動に移してもらうための方法を発表しました。まずは、身の回りをそれぞれがきれいにすることです。そのために①ロッカー、②机の引き出し、③ランドセルの中を整えるためのルールを知らせて、一人一人が整理整頓を心がけることで見ためからきれいにしてもらおうという取組を呼びかけました。委員会の児童がタブレットで作成した資料を提示して、みんなに守ってもらうようにお願いしました。また給食の後に出る牛乳パックの片付け方も、みんなで揃えて給食の調理技師さんや配膳員さんが後始末をしやすいようにすることもお願いしました。委員の話し方も全校のお手本らしく、はっきりとしていて、全校に伝えたいという思いがあふれる発表でした。



 今年度の委員会活動は、「気付き、考え、行動する」ことでみんなの学校をよりよくする活動を子ども達が自ら取り組んでいきます。6月の取組で学校がどれだけ美しくなるか、楽しみです。

朝読書 読み聞かせボランティアの方による絵本朗読

                    令和4年6月2日(木)
 今朝は、読み聞かせボランティアの方の本の朗読から1日がスタートしました。今日は1・2年生対象ということで絵「けんたのかきの木」という絵本を選んでくださいました。離れて住む孫のために、田舎のじーじーちゃん(曾祖父)が生まれた年に柿の木を植え、小学校に上がる頃、ようやく実をつけるようになり一緒に柿を収穫するというお話です。しかし、じーじーちゃんが亡くなった後、高速道路建設のため畑がなくなり、柿の木も切られ収穫ができなくなってしまいます。でも、じーじーちゃんがけんたを思って植えてくれた柿の木を孫の成長と重ねて喜ぶ姿、そして一緒に柿取りをした思い出はけんたの宝物になっていきます。話を聞きながら校長先生も、田舎の祖父母と子どもの頃過ごした日々をなつかしく思い出し、少し泣きそうになりました。

 おじいちゃんやおばあちゃんと同居する、あるいは近くに住んでいる越廼の子ども達も祖父母の方々と楽しい思い出を一緒につくってきたことにいずれ気付くかと思います。時間があるときには、子ども達に昔の越廼の様子や子どもだった頃の遊びやくらしについて、お話をしてくださると子ども達も喜ぶかと思います。よろしくお願いします。

1年算数「いくつといくつ」 10はいくつといくつでできるの?

                    令和4年6月1日(水)
 1年生の算数では、たし算やひき算につながる数の分解、いわゆるさくらんぼ算についての学習を進めています。
今日は、10という数はいくつといくつでできるのか、また決められた数からある数を取ったら残りはいくつになるのかを、タブレットに表示された図を使って考えていました。考えた結果は、自分で図を選び、答えを考えた後、ペアになった子同士で仲良く答え合わせをしながら、さらに数図ブロックも実際にお互いに操作して繰り返して説明できるようにしていきました。
 まだ多くの操作がこなせるわけではありませんが、タブレットに表示された図をうまく見せ合いながら、自分の考えをしっかりと自分の言葉で伝え合うことを大切にして、担任の先生と一緒に学習に取り組んでいました。






5年算数 小数の計算 ある色テープの長さの1.6倍の長さはどの色?

                    令和4年6月1日(水)
 5年算数では、小数を用いたかけ算、わり算の学習を進めています。今日は、「ある色のテープの長さの1.6倍の長さはどの色のテープ?」という問題に取り組んでいました。この問題は、なかなか問題の意味が読み込めず、何を求めればよいのか、どのように計算をすればよいのか、さらにわり算なのか、かけ算なのかどっちの計算を使うのかなど、子ども達はとまどうところです。そこで担任の先生は、ノートの一部をタブレットで撮影し、大型テレビに拡大提示して、具体的なイメージをつかませながらその答えを導き出そうとしていました。この問題は、学年後半の子ども達が苦手とする「割合」の学習につながる大切な部分で、「○○は△△の□倍」というワンフレーズに置き換えることで、元にする量、比べる量、そして割合(倍、歩合、%)を求める言葉の式へとつなげたいところです。子ども達は、1.6倍だからもとのテープよりも長くなることに気付き、そこから1より大きい数で小数倍しても元の数より大きくなることを考え、答えを導き出そうとし、正解にたどり着いていました。



1・2年生活科 「しおかぜ農園」で今日も野菜の生育を観察

                    令和4年6月1日(水)
 昨日は、いい具合に雨が降り、梅雨入り間近と感じられたものの今朝はさわやかな青空が広がりました。1・2年生は、今日も学校園「しおかぜ農園」へ出かけ、自分達が大切に世話している夏野菜の様子を観察に出かけました。なすやトマトに花が咲いていたり、きゅうりにくきとは違うつるが伸びてきていたりと、わずか1,2日で野菜もしっかり成長しています。その様子を1年生は顔を近づけて観察し、2年生は国語の授業で学習した9つの視点(形、におい、数など)を用いて観察しました。特に観察した部分をタブレットで写真に収め、その後、教室で観察日記を書きました。






 2年生は、その後、国語「よくみてかこう」の学習で、撮影した野菜の画像を元に、付箋で気付いたことメモを9枚書き上げ、その中から5枚を選んで観察名人にならって、文章とていねいに描いたな絵をつけた観察日記を仕上げていました。わざわざ学校園まで行かなくても、そこにあるかのような野菜の苗の生育状況をタブレット上で確かめながらその色やさわった感じ、大きさ、形など五感で確かめたことを自分らしい言葉でまとめていきました。






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