校長挨拶


 福井市明道中学校のホームページに、ようこそ。
本校、校長の新道正芳です。

 本校は、福井市中心部に位置し、校区には官公施設(福井県庁・福井市役所並びに福井地方裁判所等)、文化施設(福井市立図書館、福井県立美術館並びに博物館等)、体育施設(福井市体育館・幾久公園等)及び多くの教育機関(福井大学・県立高等学校並びに私立高等学校)が集中し、落ち着いた環境に恵まれた文教地区にある中学校です。昭和22年に開校し、三四半世紀(75年)の歴史を持つ学校で、トップページにあるような校名の由来を持つ、伝統ある中学校でもあります。

 本校では、「自啓(じけい:みずからまなぶ)」、「互敬(ごけい:たがいにうやまう)」、「明朗(めいろう:あかるくほがらか)」、この三つの言葉を校訓として、生徒たちは明るく落ち着いた学校生活を送り、日々の学習や部活動、生徒会活動に取り組んでいます。福井藩の幕末の志士橋本左内先生の生誕地を校区内に持つことから、左内が15歳の時に記した啓発録に倣い2年生が自分の志や目標を立て決意表明や学年合唱などを披露する「立志のつどい」を行ったり、本校を卒業して35年目で50歳になる同窓生による課外授業「きらきら講座」を開催したりなど、特色ある学校行事なども行っています。本校では、全教職員一丸となって学校教育に取り組み、地域や保護者の皆様の期待に応えたいと考えます。そのために、「近江商人の三方よし」…「売り手よし 買い手よし 世間よし」の経営理念に倣って、「北辰教育の三方よし」…「学び手よし 教え手よし 家庭・地域・学校よし」を本校の教育理念とし、この理念を念頭に置いて、日々の教育活動を進めて参ります。

 また、本年度より福井市の学校教育方針が『学びをつなぐ・未来につなげる~「つながる」を大切にした学校づくり~』となり、生徒の学びを様々な「人・もの・こと」とつなぐことで、生徒たちの未来につながる生きる力を育むことに重点が置かれました。福井市が掲げる六つの重点項目の中から、「ICTの活用」に関するこれまでの研究を生かし、各種活動につなげて教育の質的向上を図ります。また本校では、学校教育目標を『心豊かで自他の個性を尊重し、積極的に自己啓発する生徒の育成』としており、「居場所づくり・絆づくり」と「キャリア教育の充実」の二つの重点項目と本校の重点目標とをつなげた活動を取り入れます。生徒の夢の実現やその可能性を信じ、生徒たちの将来につながる数多くのチャンスを掴み取らせるための取組を、積極的に進めて参ります。

本校の教育に対して、これまで以上にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。