六条小学校には、始め、校歌がなかった。(当時は天王尋常高等小学校と言われていた。)しかし、教育勅語喚発30年を記念して、大正10年9月3日に、校歌が制定された。
作詞は「友田宣剛氏(陸軍大学教授)」、作曲は「小松耕輔氏(学習院教授)」。
現在の校歌は、歌詞だけが改訂され、作詞は加藤与次兵衛氏天王町)がされた。(昭和34年9月1日改訂)
六条小学校 校歌
一 文殊の山を 朝夕仰ぎ
楽しくかよう 我が六條校
みんな仲良く 助け合いつつ
明るく強く 学んでいこうよ
二 祖先の心 いつも忘れず
すすむ科学を おさめはげみて
からだをきたえ 世のためつくし
六條校の 名をあげようよ
【最初の校歌】
一 田の面をわたる 風心地よく
学び路いそぐ 我等は楽し
大御勅語の 教へのままに
人たる道をも ふみおぼえつつ
二 鎮守の神垣 厳粛なるは
やがても我等が 学びのすがた
浮世の荒波 けはしき山も
漕げわけ踏み越え 雄々しく行かん