家庭・地域へ広げる
学校図書館の取り組みを紹介してきましたが,読書は本来家庭でこそゆっくり楽しめるものだと思います。子どもたちに読書習慣を身に付けさせるためには,学校図書館の活動を家庭に知らせ,学校と家庭が連携して読書活動を推進していかなければならないと考えます。
地域の中でも読書活動が推進されるような働きかけを学校図書館がしていけたらと思っています。
【図書館だよりの発行】
毎学期の終わりに発行し,各家庭に配布しています。
その学期に行われた
読書に関する活動内容,
図書館ボランティアの活躍,
読み聞かせしたおすすめブックリストなどを
載せています。
【親子ふれあい読書】
夏休みに実施しています。
親が子どもに読み聞かせをしたり,
子どもが読み聞かせをしたり,
同じ本を読んで感想を話し合ったり,
同じ時間にそれぞれが読書をしたり,
親子読書の取り組み方は様々ですが,家庭にも定着した読書活動です。
図書館ボランティアが公民館で就学前の子どもたちと親を対象にパネルシアターを行うなど,地域の中でも読書活動が活発化しています。