旭小学校校歌

作詞 芳賀 矢一
作曲 吉田 恒三


一.桜の馬場に 生いたちて
根ざしも深き 学び草
吉野の水を 根にうけて
教えの園に 茂るなり

二.朝日たださす 東の
園にしげれる 学び草
いずれおとらず 咲きそめて
教えの庭に におうなり
作詞者芳賀 矢一の紹介
慶応3年(1867)福井市佐佳枝上町(浜町)に生まれ,一時旭区内の日之出中町に住む。
そこから浜町にあった川口小学校へ通学していたが,間もなく父の転勤で福井を離れる。
帝国大学(現・東京大学)を卒業し,同大学院に進む。
ドイツ留学を果たし,帰国後,東京大学教授となる。
その後大正7年に國學院大学学長に就任。
外国に習い「新しい国学」の樹立を目指した人として知られる。
「形容動詞」という品詞名は彼の言葉である。