3月12日 今回の生け花の中で点々と見られる白い小さな花がありますね。これは、「かすみ草」という植物で、主に家庭で花壇や仏花用に栽培されている植物です。この植物はナデシコ科に属すため、別名「ムレナデシコ」ともいうそうです。そして実は、真ん中の写真に写る白い花。これが、2種類あることに気付いたでしょうか?もう一種類の植物は、「コデマリ」といい、小さな白い花が集まった姿が小さな手毬のように見えることからこの名が付けられたそうです。 |
2月29日 今回の生け花で目を引く枝に付いた白い花。これは、「啓翁(ケイオウ)桜」という植物で、早春に花が咲くことから、一足早い春を届けてくれる存在として知られています。また、一番右の写真に見られる黄と赤の2色に分かれて彩られている花がありますね。これは、「グロリオサ」という植物で、ユリ科の植物になります。この植物の全草にはコルヒチンという成分が含まれており、特に球根に多く含まれています。このコルヒチン、痛風の特効薬として知られているものだそうですが、毒性も強いため、多量摂取は、命に関わるそうです。「薬も過ぎれば毒になる。」まさに、「グロリオサ」のことを言っているかのようなことわざですね。 |
2月16日 今回の生け花の中で中央に見られる黄色い花。この花は、「ハナナ」という植物です。この植物は別名「菜の花」とも呼ばれ、春頃に道ばたに見られる「アブラナ」と同様の呼ばれ方がされています。「ハナナ」と「アブラナ」の違いは、葉がちじれていることと、花期が早く1月から花を咲かせることだそうです。ちなみに、今回の生け花には「ハナナ」の他にも、「アルストロメリア(ピンクの花、オレンジがかった花)」や「ガーベラ(赤)」、「桃の木の枝」が生けられています。「ハナナ」や「ガーベラ」など春に向けて開花していく植物が多く生けられ、一足早い春の訪れを感じますね。 |
2月1日 今回の生け花の中で大きく伸びる枝。これは、「トサミズキ」という植物の枝です。「トサミズキ」は、主に土佐(高知県)の山地に自生する落葉樹であり、早春に黄色い花を咲かせます。伝統的な生け花の世界では、「ミズキ」と呼ばれて親しまれているそうです。 |
1月17日 今回の生け花で目を引く植物は、中央に見られる白い花と薄ピンクの花です。これらの花を「シンビジウム(薄ピンク)」、「カラー(白)」というそうです。「カラー」はチューリップと同じ球根植物であり、春になると芽吹き始め、夏へ向けて開花していく植物だそうです。 |
12月12日 12月に入り、一層寒さが厳しくなってきました。そんな12月といえば、クリスマス。今回の生け花は、クリスマスにちなんだ装飾枝やクリスマスのリースなどでよく見られるクジャクヒバを中心に、赤・白・緑のクリスマスカラーが印象に残るものになっています。この時期ならではの生け花になっていて、とても素敵ですね。 |
11月28日 今回、左の生け花に生けられている植物の中で、赤い木の実がついた植物を「サンキライ」、白にピンクが混ざった花を「デンファレ」、細かく四方に伸びている小さな葉がついた植物を「ブプレウルム」というそうです。「サンキライ」や「ユキヤナギ」の枝があることで、少し冬らしさが感じられますね。また、中央の生け花に生けられている長く伸びた植物も特徴的で、名前を「シペラス」というそうです。この「シペラス」の仲間である「パピルス」という植物は、茎の髄が世界最古の紙の原料として利用されていたそうですよ。 |
11月22日 今回の生け花の中で、後ろに生けられ、生け花全体の大きく迫力のあるものにしている植物があります。これらの植物の名前は、「ユーカリ(左右の写真に写る葉がついた枝)」「ネコヤナギ(中央の写真に写る赤いつぼみがついた枝)」というそうです。「ユーカリ」といえば、コアラのエサとして知られていますが、葉の形は、よく見る笹の葉のような形のものや、丸みのある形のものなど様々な種類に分かれています。植物の形は多岐に分かれていて、面白いですね。 |
11月13日 今回の生け花の中で、後ろに長く伸びている草木のような植物がありますね。これらの植物の名前を「トクサ(中央の写真)」「ギンコウバイ(左右の写真)」というそうです。ちなみに、「トクサ」はつくしの仲間で、別名「歯磨草」とも呼ばれています。どうやら昔、歯磨きに使用されていたことがそう呼ばれる由来になっているようです。また、今回の生け花には、お馴染みの「リンドウ(紫)」や「カーネーション(薄紫)」、「スプレー菊(赤紫)」なども一緒に生けられています。 |
10月23日 今回の生け花の中は、紫や白、ピンクといった色合いの花々が生けられています。右の写真では、「ユリ」や「リンドウ」の他に、赤紫色の「センニチコウ」が見られ、中央と左の写真では、「トルコキキョウ(白)」や「カーネーション」の他に、薄紫色の「アスター」や先に実のようなものがついた「ワレモコウ」が見られます。後ろに見られる「ニシキギ」や「ユキヤナギ」の葉と合わさって、鮮やかで迫力のある生け花になっています。 |
10月4日 今回の生け花は紫を基調とした生け花になっています。つぶつぶの実がついた植物は「ムラサキシキブ」、その周りに咲く少し赤みのある紫の花は「リンドウ」というそうです。どちらも秋に実を実らせたり、花を咲かせたりする植物であり、10月のこの時期にぴったりの植物です。 |
9月26日 今回の生け花に見られるピンクの花弁が一枚ついた植物を「アンスリウム」というそうです。カーネーションのピンクと合わさってとてもかわいらしい印象を与えてくれます。また、中央には小菊、背後に長く伸びているのは、ハスの実になります。高く伸びている姿、とても迫力がありますね。 |
9月14日 今回の生け花で特徴的なものは、中央と右の写真に見られる針がいくつも刺さっているような形をした花です。この花は、「ピンクッション」というそうです。「ピンクッション」は、裁縫でよく使われる針山のことで、この針山に針が刺さっているような花姿からこの名前が付けられたそうです。このほかにも、お馴染みのカーネーションやユリ、ニューサイランなどの植物が生けられ、安居小の廊下や玄関に鮮やかさをもたらしてくれています。 |
8月29日 今回の生け花は、職員室前・職員玄関・校長室のそれぞれで違う種類の花や葉が生けられています。職員室前(写真:左)の生け花では、ユリやスターチスといった白系統の花に加え、紫がかったエリンギウムや少し赤っぽいクルクマの花が見られます。また、職員玄関(写真:中央)では、真っ赤なベニアオイという花が、校長室(写真:右)では、木の実のついている植物が見られます。この木の実のついた植物、名前を「ナツハゼ」といい、夏にハゼのような紅葉を見せることからこの名前がついたそうです。植物の名前は、面白いですね。 |
7月4日 |
6月22日 今回生けられている花の中で、白と紫の2色で彩られた花があります。この花の名前は「トルコキキョウ」といい、キキョウの仲間だと思われがちですが、実際はリンドウの仲間にあたります。花の特徴は、フリル状に咲く八重の花です。また、真ん中の写真の中央に写る黄色い花は「ルドベギア」という花だそうです。まるで小さいヒマワリのようですね。 |
6月15日 今回の生け花では、黄色がかったカーネーションやスターチスの花が中心に生けられ、全体的に明るい印象となっています。花の後ろに伸びる長く大きな葉は、「ニューサイラン」という名前の多年草だそうです。このニューサイランがあることで、今回の生け花に迫力が感じられます。 |
5月30日 |
5月18日 |
4月 白とピンクの花が、新年度を迎える春にぴったり!このページでは、地域ボランティアの方による生け花を毎月公開していきます。季節の移り変わりとともに楽しんでいただければと思います。 |